2013年4月21日日曜日

外科手術までの費用

手術ってすごいお金がかかるのかなと思ってたのですが、思っていたよりもかかりませんでした……。理由の1つは、先に「健康保険限度額適用認定証」を交付してもらっておいたからです。もちろん、これがなくても、後で健康保険組合から限度額を超えた分は戻ってくるのですが、最初から支払う額が少ない方が絶対にいいです。国民健康保険でももちろん適用されますので、高額医療費がかかりそうな際は、申請しておくことをおすすめします。

●某大学病院にて
入院5日:乳房部分切除(温存)術、センチネルリンパ節生検、麻酔、投薬など(包括診療)
86,710円(108,197円を高額医療費として支払い時に支給)

つまり、この認定証がなければ、20万円近くになったのですが、認定証のおかげで、なんと10万円以下で済みました。日本の医療制度は素晴らしいですね。

あと、差額ベッド代は含んでません。実は、差額ベッド代は上記医療費の半額以上の金額(約5万円)、非常にアホな出費になりました。これが3日の入院だったら……、ボンボンのバイトがなく、術後翌日に退院できていれば……と思わずにはいられません(笑)。温存術+センチネルリンパ節生検陰性でリンパ節廓清をしなかった方は、入院が2泊3日や1泊2日という方も多いようです。病院によっては、入院当日手術、同時再建でも次の日退院とかあるぐらい、乳がんの手術はさっさと病院を追い出されるのが特徴です。

病棟の看護師さんの話では、内臓系だと筋肉を切るのでかなり痛みが強いらしいのですが、乳房の場合は乳腺と脂肪だけなので、痛みはそれほどないとのこと。確かに、手術翌日から病院内を普通通りに歩けてましたから、今思うと、本当に回復は早かったですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿