2016年6月26日日曜日

術後の検査(3年後:検査&手術病院でのフォローアップ)、放射線腫瘍科(フォローアップ6)

台湾で生活をしているとなぜかPCに向かって文章を書くというのが面倒(出た!)になり、このBlogしばらく放置することになってしまった。もし、チェックいただいていた方がいらっしゃれば、申し訳ありませんでした。

5月の終わりに日本に一時帰国し、クリニックでの検査と手術病院でのフォローアップへと行き、特に問題はなし。本来なら、去年の12月に放射線腫瘍科のフォローアップを受けなければならなかったのだが、そのタイミングで帰国できず、ついでに放射線腫瘍科へも顔を出してきた(新しい先生は、本当に私が話していたことをよく覚えてくださっていて、最近、あまりにも記憶力が低下している私は、尊敬してしまう→まあ、新しい先生は若いしw)。

前回、突然私に起きたことというのは、なんとなく書きそびれていたのだが、実は生理が戻ってきたということだ。ちょうど、旅行先での出来事だったので、かなり動揺してしまった。今回のクリニックでの血液検査結果のエストラジオール(卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)の主成分のこと)の値が、5→134と、27倍近い数値になっており、加えてFSH(卵巣刺激ホルモン)も、ものすごい伸びだ(約6倍)。ただし、FSHの場合は、LH−RHアゴニスト投与中、そもそもの数値はとても低かったので閉経してしまったのではなく、閉経状態だったのだのだなーと今更ながら思った次第。先生方も、いやー、このエストラジオールの上がり具合だったら、そりゃ、生理も戻ってくるよねーと。

おお、3割(閉経前に乳がんのホルモン治療を受けた場合、私の年齢だと7割は閉経すると言われてたので)に入ってしまったのか、これは喜ぶべきことなのか、一体?すでに去年から、もし、生理が戻っても、LH-RHアゴニストはもう二度と使いたくないという私の意志と、「もう2年使って、その間閉経状態にあったわけなので、生理が戻ってきても不要ということにしましょう」という結論で、抗エストロゲン薬(SERMs)のみでの治療継続ということになった。

そんなわけで、マンモグラフィーもエコーも腫瘍マーカーも問題なく、3年目を無事迎えることができた。

その間にも日本では、また芸能人の方に乳がんが発覚したという報道があり、「がん」という病気の持つ破壊力の強さに辟易する。こういった場面に詰めかける記者などのご家族で、がんと診断された方はいらっしゃらないのかと不思議に思うのだが(いても感覚が麻痺してるとしか本当に思えない)、少なくとも、当事者がこのような過剰な報道に関わっていないことを祈っている。そして、当人が少しでも良い環境で治療を続けられますように。

以下はまたどうでもいい台湾話を少し。