2015年10月31日土曜日

不擅長背單字(単語を覚えるのが苦手)

気がつけばもう明日から11月だ。
来月はまた、日本に一時帰国するのだが、今回は本当に時間がないので、医者通いだけで終わってしまうことになりそうだ。

相変わらず、記憶力の悪さにはウンザリしているのだが、本当に単語が覚えられず、毎日何度も繰り返して同じことをやっている。他のクラスメイトはさくっと覚えられるようだが、ほとんどが私の半分以下の年齢なので、記憶力もそんな感じなのかもしれない。

よくよく考えてみると、自分が彼らと同じぐらいの年齢の時に、やはり外国で勉強をしていたのだが、その時に覚えたことというのは、今でも忘れていないことが少なくない。そして、実際に未だ役に立つ機会も多い。そう考えると、今記憶しようとしていることは、果たして定着してくれるのか、はなはだ疑問。

来月は日本に帰国するのに加え、こちらでちょっとした仕事をすることになりそうなので、台北に打ち合わせにも行く。あと、兄夫婦がやってくるのと、さらに友人と旅行もするので、なんだか忙しい月になりそうだ。

しかし、中国語は上達しているのか、していないのか、自分でもよくわからない。ただ、たまに会話の中で知ってる単語が拾えると、うれしかったりするけど、全体で何を言っているのかを把握するのはまだまだ難しい。

先日は住んでいる街から車で1時間ほど離れた街に遊びに行った。台湾原住民の1つである、客家(「はっか」または「くぅじぃぁ」みたいな感じ)の人たちが多い街で、話されている言葉も方言だったりする。知人の案内があったので、色々といわゆる観光をしてみた。

台湾では、廃駅が観光地化されているケースが結構あるのだが、ここにもやはりあり。線路の上に立つという体験は何度しても面白い。

現場からは、以上です。

2015年10月19日月曜日

大多数に入るということ

LH-RHアゴニストの最後の注射は今年の5月末だった。
その効果が3ヶ月だとして、効果のキャリーオーバーはどれくらいなんだろうか?

とりあえず、今のところ、生理は戻ってこない。一応、半年生理が来ないというのが閉経の定義らしいけれども、薬剤の効果がどれだけあって、どの時点から生理が来ていないとカウントすればよいのかがわからない。

乳がんと診断された際に、恐らく私の年齢だと、治療によって7割が閉経することになるという話をされた。

私が発病した年齢で乳がんになるのは全体の数パーセント。そして、組織型も全体の数パーセントとなる特殊型。だったら、生理だって少ない方に入ったっていいじゃないかと、勝手に思ってみたけれども、これだけは大多数に入りそうな気がする。

相変わらず、ホットフラッシュと足と手のこわばりはあるので、更年期症状は続いている。不眠は眠剤でしのいでいる。集中力の低下も、ある程度薬剤と環境調整で緩和できている。

そして、この不安はなんなんだろう。


2015年10月12日月曜日

粉紅絲帶(ピンクリボン)

気がつけば10月になっていた 。
本当に月日が経つのは早すぎて、きっとあっという間に来年がやってくるのだろう。
また新しいことをちょっと始めたいと思っていて、その用意をしていたら、いつのまにやらこんなに時間が過ぎてしまっていた。

相変わらず、特別なことはない日々を過ごしているのだが、やっとほんの少しだけ、中国語に慣れてきたかも、と思う時があるようになってきた。でも、まだまだやっぱりよくわからないことの方が多くて、先が思いやられるのだけど。

今月は、ピンクリボン月間。中文では粉紅絲帶(ふぇんふぉんすーだい、みたいな発音)と言う。台湾でも活動は行われているみたいだけれど、それほど大掛かりなものは見かけない。ちなみに、乳がんはまったく同じ漢字が使われるんだけど(がんそのものは「癌症」と言う。発音はあぃづぇん、みたいなかんじ)、乳癌の発音は「るぅあぃ」みたいな音で、がんなのに、全然「ガーン」って感じはせず(笑)、むしろ日本人の私が聞くとちょっと可愛い音だ。中国語話者からすれば、「ガーン」みたいな感じがあるのかもしれないけど。

今週末は台湾は金曜日から三連休だった。今日は夕方、言語交換をしているパートナーから突然連絡があり、彼の両親が来て、私の分も夕食を作ったので食べに来いと、あまりにも唐突すぎる誘いに意味がわからんと首をかしげながら行ったところ、今日はパートナーの誕生日でもあった。そんな日に一緒に夕食をいただけたことは、とてもうれしかった。あ、ちなみに、彼は彼女と同棲しているので、何の心配もない(←何の心配だw)。

ご両親に会ったのは実は2度目なのだが、山のように食べ物のお土産を持たされそうになるのを断るのが大変で、「結構です、結構です、ほんとうっっに結構です」ぐらいの勢いで中国語で断らないと大変なことになる。とても良い方達で、私が外国人で、一人暮らしだからまともな食事をしていないだろうと、心配してくださっているのはわかるのだが、いらないものはいらないし、渡されるのは、絶対に私一人で食べきれる量ではないので、持って帰ってきてしまうと、消費できないのだ。

ただ、こうやって台湾の親切の押し売りに会うたびに、この国というか、人というか、とにかく、日本では絶対にありえない懐の深さを感じることは確かだ。やっぱり、ここに来てよかったと素直に思える、そんな自分も不思議なんだけど。

現場からは、以上です。