具体的には拼音では
ri
注音では
ㄖ
の音なんだけど、舌を後ろに引きながら内側にカーブさせる感じで、下の歯は前に出すみたいな、謎の口の動き。
英語のrの舌の動きともまたちょっと違う。rは別の音(erまたはㄦ)で同じような音が中国語にもある。英語の場合、私のrはそんなにキレイに発音できてないとは思うものの、通じないということはない。どうやら英語には型というか話し方があって、それができるようになると多少発音が変でもかなりの割合で通じるので、ある程度推測してもらっているのだろうとも思っている。
しかし、台湾では、どこから来たの?日本人?って聞かれて「日本です」「日本人です」と言っても、「はぁ?」という顔をされるのだ。それぐらいに、発音がなっていないのはわかっているのだが、これがなかなか。あと、声調というイントネーションがあって、これがズレると、まったく通じない。
日本人なのに、日本の発音がなってないというのは、悪い冗談のような気がしてくる。今日も夜な夜な日本人の練習中。
あとですね、台湾にはアスパラガスのジュースというのがあるんですが、これが激マズで。友達が試してみればと買ってくれたのですが、青臭いというか、なんというか、なんで、アスパラガスがジュースになっているのかが謎です。あ、ちなみに、こちらでは、トマトはフルーツ扱いされることが多いです。
現場からは、以上です。
ちなみに、どうでもいい知識を。台湾では何語が話されているの?とよく聞かれるのですが、中国語です。いわゆる、普通語と呼ばれる、中国でも基準とされている中国語で、学校の教育も中国語で行われています。ただし、使っている文字は繁体字とよばれる、日本の旧漢字と似ているものが多いので、中国の簡体字(簡略化された漢字)よりも、日本人にとっては、読みやすいです(漢字によっては、画数が多いので、書くのがむちゃくちゃ大変ですけど。龜とか、どうやって書くのか未だ分かりませんw)。普通語と台湾の中国語は多少違うところもあるのですが、基本的なところは、中国の普通語と変わりません。
ちなみに、よく「台湾語じゃないの?」と聞かれるのですが、台湾語も実際にあります。これは方言の1つで、閩南(みんなん)語と言います。音だけで構成される言葉で文字はありません。南へ行けば行くほど、日常的に使われるようになりますが、台湾語を話す人も大抵は中国語も話せます(ただし、日本占領時代に台湾で教育を受けた方は、台湾語と日本語しか話せないという方もいらっしゃいます)。
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