2015年2月3日火曜日

終わりのないエコー

今年から、職場の検診で人間ドックのお世話になることになった。人間ドックを受けたのは、以前の職場にいたとき。その会社の健康保険組合は会社が大手ということもあって、とても充実しており、なんと、30歳から健康ドッグと脳ドックを隔年ごとに受けられるという、今思うと、検診に関しては(検診だけですけどね……)ステキな職場だった!

今はしがない中小企業にいて、この職場に来てからは人間ドックを受けるのは初めてのこと。検診を受ける場所はいくつか選択肢があって、なんだかゴージャスなところにしてみたら、思った以上にゴージャスすぎてびっくりした。いろいろと人間ドックにオプションは付けられるけど、乳がん検診と婦人科検診は別途受けているので、特にオプションは付けず。

通常の検診の中に腹部エコーがあって、今回、こういった職場の定期検診では初めて受けた。ちなみに、診断先生のところでは、節目の検診の際に、小葉癌だというのもあり、腹部も見てくださっていて、特にこれまでに問題になったことはない。

そして、検診の腹部エコーがまた異常に長く感じる。なんとなく気になったので、横になったままエコー画像を遠目に見つめていたら、「お腹のエコーを受けるのは久しぶりですか?」と聞かれる。この質問は、私の乳がんが発見されたときと同じ。一瞬にして、いろいろなことがフラッシュバックしてきた。

乳房のエコーよりも、腹部エコーの方が長いし、診断先生のエコーはすごい早いので、一概に比較してはいけないとわかっているものの、不安がどっとあふれてきた。もうすぐ2年経つというのに、いつまでも覚えているものなんだなと、人間の記憶の深さを知ったような気がする。


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