2016年4月5日火曜日

為什麼對我那麼有興趣呢?(なんで私にそんなに興味があるのかな?)

この週末から台湾は4連休で、しばらく学校もお休みだった。いわゆる日本で言うところのお彼岸のようなもので、清明節(ちんみんじえ、みたいな発音)と呼ばれる。日本ではお彼岸は春と秋にあるが、台湾では春のみで、この祝日は一家揃ってお墓参り(掃墓、さおむう、みたいな音)に行き、潤餅(るんびん、みたいな音で、柔らかい焼いた春巻きの皮で野菜やお肉を巻いたもの)を食べるのが習わしだ。

以下はまたどうでもいい台湾話なので、読みたい方だけどうぞ!



とりあえずどこか旅行にでも行くかと思っていた先週。前にちょっと書いていた人(仮にKさんとしておく。そして彼はもう日本にいる)のお父さん(当人いないのに、なぜか父から誘われるという、ここからすでに謎なのだが)に夕食を食べに来いと誘われたので、ふらふら夕食を食べに行ったところ、家族+親戚が総揃いだった。

そして、清明節はどうするのかと聞かれたので、「えーっと、台南を旅行しようと思います」。本当のところ、まだその時には、どうするか決めかねていたのだが、それを答えるのが面倒(出た!)なので、単に思っていることをうっかり口にする。すると、「Kのいとこが(私の住んでいる街の)○○大学に通っていて、台南が実家だから一緒に行けばいい!」。ええええ、なんですと?!会ったこともない人と一緒に旅行しろだと……、とびびったのだが、その場はそれで終わったので、すっかりその場の話だと思っていた。

で、その翌日。そのKさんのいとこから連絡突然が来る。
「Kのいとこですけど、次の週末、台南に旅行に来るんですよね。私が案内しますから、ここから台南に一緒に行きましょう!」

会ったこともない人から、突然連絡が来た挙句に、一緒に来いだと!とまたもやびびりながら(私の連絡先が漏れてるのもすごいのだが)、もう行くことになってるんだなと、腹をくくることにした。しかも、実家に泊まればいいという話になり、会ったこともない人と旅行をするのに加え、さらに実家に泊まることになるという、日本ではあまりあり得ない展開に……。

その情報は日本にいるKさんの元にも届いたらしく、「明日から台南行くんだって?楽しんできて〜」とメッセージが。「なんで知ってるの?」と聞いたところ「両親と弟とおばさんたちから、sunday_touristの近況が送られてくるんだよ」と。えええ!家族+親戚から私の近況が送られてくるって、それって、何?この人たちは一体、私の事どんだけ好きなのwwww、と思わず吹き出してしまった。

そして、Kさんのいとこと初めて会ったその日に、一緒に電車に揺られ、いとこの家族が車で駅まで迎えに来てくれ、あちらこちらを案内してくれ、お家に泊めてくれた。単にいとこの知り合いだというだけなのに、初対面の外国人を案内してくれ、さらに家に泊めることができる台湾人の懐の深さには感動した。何から何まであーだこーだと世話を焼いてくれたというのに、私の拙い中国語では感謝しきれず「本当にありがとうございます。とても楽しかったです」ぐらいが精一杯なのだが、「また遊びにいらっしゃい」と、見送ってくれた。

台湾人が全てこういう人たちなわけではないんだけど(私が台湾に住む前から知り合いの台湾人の友人たちはここまで私に興味はない)、このKさんの家族や親戚というのは、なぜか私のことをすごく気にしてくださっているようで、Kさんが日本に行ってしまったというのに、頻繁に連絡が来る。思えばKさん自身も突然私をどこかに連れて行ってくれたり、一緒に住んでいた彼女もなぜか髪の毛を切ってくれたり、ご飯を作ってくれたり(実は彼女も台湾を離れてしまったのだけど)と、日本ではないような付き合いだったと思う。そういう家系なのだろうかと思えばそうなんだろうけど、面白いなーと毎度思っている。

またもや、どうでもいい話で長くなってしまった……。
そして、この旅行の間にちょっとびっくりすることが私自身にも起きたのだが、それはまた次回にでも。

現場からは、以上です。

0 件のコメント:

コメントを投稿